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まだ、こんなだよ!

今日は牡鹿半島方面へ仕事に行きました。

震災以降の慣例として、AMラジオを常に聞きながらクルマを走らせます。

そのラジオ、今日のメインは野盗・・じゃない、野党による不信任案提出の話題。

あっちこっちの野盗・・じゃない、野党が声高らかに、
「首相があんたじゃ、国のために仕事する気になりません!(要約・・?)」
と叫び、受ける首相側は、
「手に負えなくなったら辞めるから、もう少しやらして!(要約・・?)」
とか適当にあしらっている。

そんな「震災は遠くに在りて思うもの」な暇な人たちが、大多数の国民に嘲笑される猿山の大将争奪戦をTVとラジオで一斉放送されている中、私はこんな光景の中に居ました。
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牡鹿半島の北側、女川原発も間近な谷川地区の今日の光景です。

震災で何もかも無くなった地域は数多く有りますが、ここもその1つです。
かつて在ったはずの人々の日常が、本当に何もかも無いのです。

この後は女川にも行き、渡波にも行きました。

どの地域も多くの方々の努力で、たぶん震災直後からは見違えるほど片付いているのかも知れません。
でもそれは、傷跡にうっすら瘡蓋が出来かけている程度。
それは何かの拍子に容易に剥がれ再び痛みと出血を伴う、そんな危うい光景です。

実際、牡鹿半島の道路は、先日の豪雨もあってか損傷が一層進んでいました。

首相が変われば、明日にも膨大な瓦礫は消えるのか?
明日にも行方不明者は全員見つかるのか?
明日にも放射性物質の心配は消えるのか?

明日にも・・明日にも・・
被災者は、その明日を苦悩して日々を過ごしているんだよ。

こんな光景からでも復興したいと願う被災者が望むのは、炊き出しの米の1粒にもならない政権争奪戦なんかじゃない!
by gypsy-joe | 2011-06-02 21:41 | 大地震